株式公開にあたり、組織的運営がなされているか、次のような審査がなされます。
①取締役会等のトップマネジメントが機能しているか
②業務分掌・職務権限の明確になっているか
③諸規程が整備されているか
④中長期経営計画の策定、利益計画と予算統制が確立されているか
⑤月次決算制度、四半期決算、年度決算への対応
⑥取締役や関係会社間の取引の整理・見直しがされているか
etc.
また、監査法人からは、適正な財務諸表が作成されているか、適正な財務諸表を作成する内部統制は構築されているかといった視点で、監査が実施されます。そのためにも、以下のようなことを早めに取り掛かっておく必要があります。
①会計処理基準の見直し(日本基準やIFRS対応など)
②会計組織と内部統制の整備・運用確立
③原価計算制度の確立
経営管理体制の整備には、時間がかかるものです。早い段階から、専門家のアドバイスを受けて、しっかり整備することが、上場後の飛躍につながると考えております。
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